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Posted by つくばちゃんねるブログ at

Date: 2011年03月24日

河内町で放射性物質検出、しかし‥‥

 また核汚染が広がりを見せた。
 水戸市と河内町の原乳、そして鉾田市と行方市のパセリから放射性物質が検出された。
 このうち河内町と言えば、千葉県との県境にある茨城県の町だ。
 町の境から利根川を越えれば、そこは千葉県。
 しかし現在のところ、河内町での放射性物質の検出を受けて、千葉県が出荷自粛に乗り出したというニュースも、政府が千葉県に出荷停止を求めたというニュースも流れていないようだ。
 にもかかわらず、河内町から遠く離れた茨城県の西の端、古河市や猿島郡の五霞町や境町でも出荷停止は引き続き行われるだろう。そこが茨城県内というだけで。
 県単位での出荷規制はどう考えてもおかしい。

 ネットで色々と調べていたら、茨城県知事の記者会見での発表が見つかった。

 2011年3月23日の記者会見の要旨 農産物安全対策への対応等について
 http://www.pref.ibaraki.jp/hodo/press/11press/p110323.html

 これを読んで分かったが、出荷停止という知事は政府からの要請をそのまま実行しつつも、政府にはより現状に即した対応を求めている。
 しかし政府からの返答はなかなか返ってこない。政府も問題を抱えすぎて動くのに時間がかかり、知事の要請に対して迅速な行動が取れる状況にないようだ。
 そうしている間にも、核汚染の被害はますます拡大していく。今、動ける者が打つ手べき打たなければ、被害をさらに悪化させる。

Posted by 岩崎綾之 at 21:10Comments(0)核汚染被害状況